カオスな親子を見て、昔の嫌な記憶がよみがえった

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

5歳と3歳の息子ふたりを育てながら、共働きの日々について書いています。

 

猛暑の中、屋外プールへ行きました。

混んでいたけど、プールへ行って正解でした。

水なしでうちの落ち着きのないふたりを遊ばせる方法は思いつきません。

 

プールあるあるですが、

プールで遊んでいる間はまだいいけど、

着替え、移動時が、

暑すぎて暑すぎて、限界点が来ます。

 

かと言って逃げ場もないので、なんだろ・・・

底力?

人間力?

 

努力とか工夫とかの域ではないですね、この暑さ。

この前は、混んでいたために駐車場が遠く、

遊び疲れた子供たちと荷物を担いで駐車場まで歩くるくのは現実的ではないと

夫と話し合い、

 

私が子供ふたりと日陰でジュースでも飲みながら待ち、

夫がひとりで手ぶらで車を取りに行って迎えに来る、

という方法をとりました。

 

この方法にして大正解で、比較的我が家は平和に帰途についたのでした。

同じ戦法で子供と待つ家族も多く、

日陰エリアには数家族いました。

 

息子ふたりは、ジュースと葉っぱや土があれば30分程度なら遊んでいられるので、

平和に待っていました。

隣には、ワゴンに男児ふたりを乗せ、枝豆なんかを食べながら同じく車を待つ家族が1組。

そちらも子供たちは大人しく待っていました。

 

そこへ、2歳くらいの泣き叫ぶ子供を担いで歩いてくる女性。

 

ウーギャーッッッ!!!

 

とね、いわゆる『ぎゃん泣き』?

手が付けられないやつですね。

 

こちらからは、その子が何を主張しているのかは聞き取れませんでしたが、

その子は下におろされても、お母さんの足元で

まだ何かを言いながら、地団駄を踏んで泣き叫んでいました。

 

もうね、みんな暑くて暑くて、ちょっとしたきっかけでスイッチ入っちゃうよね~

大人だってイライラする暑さだもんね~・・・

 

私と隣のママと、無言で会話した気分でした。

それは、泣き叫ばれるママとて同じ。

ママも、キレ始めました。

 

「いいよ!じゃあもう!行けばいいじゃん!

ホラ!行きなさい!ホラ!」

 

と子供を軽く押しています。

本当に軽くです。

口調ほどに手はキツくないので、そこは心配になるほどではありませんでした。

 

しかし、それでも心配でした。

何が心配って、

 

そのママが、

 

心配でした。

 

隣のママが見かねて、

未開封のお菓子を、泣き叫ぶ子に優しく差し出しました。

 

「これうちの子たち食べないので、よかったらどうぞ?

どお?食べる?」

 

収拾のつかなくなってしまった子供って、

親よりも逆に初対面の人が話したほうが、泣き止んだりしますよね。

その子も泣くのをやめて、キョトン・・・

 

しかしそのママは、

 

「いえ!大丈夫です。すみません。ありがとうございます。」

 

と頑なに遠慮しました。(嫌な感じはしなかった。)

 

そして大きな荷物、2歳児を両肩に背負い、

またどこかへ歩き去っていきました。

 

途中、重さに耐えきれずに地面にみんなでゴロン!と崩れるように転び、

でもまたヨロヨロと起き上がり、

荷物と子供を担いで去っていきました。

 

「暑くてね~、もうみんな、大変だよね~。

大丈夫かなぁ・・・」

 

隣のママさんの独り言に、

私の独り言のように頷き、

 

「暑いね~・・・」

長男が1歳ころの自分を思い出しました。

 

週末の朝。

 

そのころの夫はまだ、週末は寝たい時間まで寝ていました。

私もまだそのころは、そんな夫にどう話せばいいのかわからず、

1歳児との時間の過ごし方もわからず、

でも大人ひとり&子供ひとりなので傍から見ると普通で、

 

でも心ばかり、

いつもグルグルと渦を巻いていました。

 

落ち着きがなく活発な長男は、

とにかく部屋の中で落ち着いて遊べません。

 

外へ連れ出したほうが比較的ラクで、

朝の9時、10時にひとり、長男を連れて公園へ行ったりしていました。

 

そんな時、

例えば見知らぬ人や、親などから手を貸してもらっても、

素直に受け取ることはできませんでした。

 

なんせ心中、渦がグルグルしていました。

 

その渦の中心以外には、なにも刺さりませんでした。

 

私の場合、渦の中心は『夫との共同育児&家庭運営』でした。

欲しいものはただひとつ、

『夫のコミットメント』でした。

 

それ以外は、

グルグルに弾かれて、

受け取れないくらいに、

心をヤラレていたと思います。

 

手が付けられない子供をひとりで抱えて行った彼女が

何を求めていたのかは、

私にはわかりませんが、

 

気休めではない、

本当に求めている何かが、

 

彼女に訪れたらいいのに。

 

なんだかとても印象深い出来事だったようで、

 

あの圧迫感のある蒸し暑さと、

焼くような日差し、

子供たちの真っ赤な顔、

そんなのと一緒に、

何度も思い返してしまうんです。

 

彼女が求める誰かが、

クーラーの効いた車内で、

疲れた彼女の背中をさすってくれていたら、いいのに。

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