みなさんもニュースでご覧になったと思います。
5歳の女の子が、両親から虐待を受けて命を落としました。
女の子本人が書いたメモには「おねがいゆるして」と何度も書いてありました。
亡くなった当時、5歳の女の子の体重はわずか14kgだったそうです。
14kgですよ、5歳で。うちの2歳半の長男と同じ体重です。
短い期間に2度も児童相談所に引き取られていたにもかかわらず、
「関わってほしくない」という両親の抵抗に阻まれ、女の子を救うことはできませんでした。
ほかの虐待事件で亡くなった子供の検死に協力したお医者さんのTweetも見ました。
犠牲になったお子さん、本当に酷い状態でした。あれは虐待ってレベルじゃなくて、異常者の仕業としか思えませんでした。 https://t.co/ICnSLAVQa6
— 桑満おさむ (@kuwamitsuosamu) 2018年6月6日
5歳の女の子が、覚えたてのひらがなで、あんなに長文を書いていることはすごいことで、
でも内容があまりにも悲惨で、胸が痛くて胸が痛くて、胸が痛くて胸が痛かったんです。
痛すぎて、一度さらっとしか読めませんでした。
こんなの絶対におかしい。絶対におかしい。絶対におかしい。
子供が親に殺されるなんて、絶対に絶対におかしい。
絶対違う。絶対に絶対に違う。
こんなことが常に起こる国は、絶対に狂ってる。絶対だ。
ここで少し話が変わるようなのですが、最後にはつながるので聞いてください。
子供を産んで、ワーキングマザーとして働き始めて、
時間に制限はあるものの精いっぱいこれまでと変わらない心持で仕事を続けて、
でも残業できないせいか、職場で浮いてるような気がする。
期待されていないような気がする。
大っぴらには言われないけど、大きな仕事を振られなくなった気がする。
なんか職場でしっくりこない。
かと言って仕事はしたいし、お金も必要だし、これといった不満があるわけではない。
でも、「なんか違う」感、「コレジャナイ」感がいつもまとわりつく。
普段はそんなことを考える暇もないくらい忙しいけど、ふと電車の中で、
ふと歩いているとき、ふと職場を見渡して、
「私の居場所、ココ?」と思う時がある。
そんな声をね、ワーキングマザーの方々からよく聞きます。
それに対する答えは、私は持っていないし、時間をかけて見極めるのか、
気づかない振りしてこのままいくのか、そこには正解はないんですが、
ひとつだけね、手っ取り早くできることがあります。
「なんか今の自分違う」と感じているのは、
今とは違うものを求めているからです。
私もそうでした。
でもそれが何なのか、わかるまでにはすごく時間がかかるし、
わからないまま終わる可能性もあります。
でもね、たとえ状況は変わらなくても、何かが見える方が、やっぱり良いと思うのですよ。
でもどうやって?
手っ取り早い方法があるんです。
これはとっておきです。
それはね、情熱を持って、意味のあることに取り組んでいる人を応援することです。
「意味のあること」がなんであるかは、人それぞれです。
社会問題もあれば、個人の問題もあるし、何でもいいんです。
あ、私のことを応援してね、とは言っていません。
私のような小物ではなく、できるだけ大物を、もっと大きなことに立ち向かって頑張っている人、
そこに共感できる人を、見つけてください。
そうすると何が起きるかというとですね、
情熱って、感染します。
少しでもいいので、移してもらってください。
ある程度の情熱がないと、やっぱり大人になると『自分』という簡単なものが見つからなくなっちゃうんですよね、カナシイカナ。
で、私はこの人を応援しようと決めたのが、3年位前だったかな。
えいやっという思いで、毎月の寄付を始めました。
毎月1,500円という微々たるものですが、自分のお金を毎月毎月寄付していると思うと、
嫌でも彼のことが気になります。
そして彼は、私の応援を裏切ることなく、ずっと頑張り続けてくれています。
そんな彼に私はかなり情熱を移してもらい、独立に至りました。
耐えられない。
自分の人生をかけて、児童虐待の無い社会を創りたい。
:死亡の5歳、ノートに「おねがいゆるして」両親虐待容疑 (朝日新聞デジタル) - https://t.co/XXgoPq1sY3
— 駒崎弘樹@障害児保育スタッフ募集中 (@Hiroki_Komazaki) 2018年6月6日
「自分の人生をかけて、児童虐待の無い社会を創りたい。」
人生をかけてやりたいこと。
私は私のできること。
おざなりになっているお母ちゃんたちが幸せじゃない社会で、
子供が幸せになんかなれるわけない。
私はずいぶん恵まれているほうです。
それでも子供を産んで、悔しくて歯を食いしばって泣くような思いをしました。
絶対おかしい。絶対に絶対におかしい。
子供は守らなければいけないんです。
そんな子供のいちばん近くにいる母ちゃんが、幸せじゃなかったら無理でしょう?
そうでしょう?
子供はね、愛情をいっぱい加えて、コネコネコネコネして、
ブチュブチュブチュブチュして、たくさん食わせて、寝かして、きれいに磨いて、
そうするとピカピカになるんですよ。
毎日そうやってると、気づいたらでっかくなってるんですよ。
新米ママが生意気ですが、そうやって育てたいんです。
駒崎さんは、病児保育や障害児保育、宅食で有名な社会起業家です。
駒崎さんでなくても、あなたが情熱を移して欲しい、と思える人を、心から応援してみてください。
こういうのは気が向かないとできないので、気が向いたら、ぜひ。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。