こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
こんなこと思うの、私だけですか?
『夫さ、イタイイタイ、騒ぎすぎじゃね?大して痛くないんじゃね?』
キャー…悪魔の声っっ
いや、痛みって主観的なものなので、本人が【痛い】と思う時点で
それまでなんですが、それでもずっと、こうは思っていました。
少なくとも、同じ痛みを私が経験したら、
彼ほど痛いとは、感じないはず。
そんな、なんとなくの考えを、
証拠を持って立証してくれると、
「ほらね~!!!」
と思って気持ちいい。
痛みは相対的なものだという研究が、こちら。
過去に大きな手術やケガをしたことのある人と、
ない人、を集めて、
氷水の中に手を入れてもらいました。
手が痛くて我慢できない、と思ったら、氷水から手を抜いてもらい、
手を抜くまでの時間を、↑のふたつのグループで比べる、という実験。
想像通り、過去に大きな痛みを経験したことのある人のほうが、
経験のない人に比べて、
氷水の中に長い時間手を入れていたそうです。
なんなら、実験者が「もう手を抜いてください」と言うまで手を入れていた人もいたとか。
そう。
これを読んでくれている人のほとんどが、
経産婦♪
たとえ無痛分娩だったとしても、出産って出産の瞬間が痛いだけではなく、
産後も十分過ぎるほどに、痛いことが続きますよね。
私、いろんな人の出産話を聞くのが好きです。
同じ話ってふたつと無くて、みんなそれぞれ、違うパターンで
陣痛やら、出産やら、出産直後やら、の【痛み】を経験しています。
【痛かった】自慢をする経産婦の、生き生きした話具合も、ワクワクします。
「それ痛そーーー!!!」
とキャーキャー聞くのが、大好きです。
そう。あんな痛いことされた私たちは、
どれだけ氷水に手を浸していられると思いますか?
「あの時に比べたらこんなの痛くない」
なんて意識して思う必要もないんですって。
もう無意識に体と脳が、痛みのレベルを上げているんですって。
自慢、してもいいですか?
私の今までの人生でいちばん痛かったのは、
次男の出産(緊急帝王切開)後の、傷の痛みでした。
緊急手術だったので、通常使う複数の痛み止めのうちのひとつが使えなかったそうです。
人の体は、大きな傷があるとその箇所に血を集めて、頑張って傷をふさごうとする、と
助産師さんが教えてくれました。
お腹の傷がドクドクと、布団の上から目で見えるほどに脈を打って、
点滴の痛み止めをしていても、息ができないほどに痛くて、
「も、もうちょっと強い痛み止めは…ないですか…?」
と聞いたら、
「んー…あるけど、すごく強いやつ神経系の薬だから、〇時間ごとにしか使えないですよ」
と言われ、
「それください…」
とお願いして打ってもらいました。
薬が切れるたびに「ウググググ…」としばらく踏ん張り、
また強い薬を打ってもらい…と何度かしているうちに、痛みが引いていきました。
陣痛よりも、私にとってはこれが、痛かったです。
後陣痛やら、おっぱいの痛み、乳首がズル剥け、1回目も2回目も、
同じように痛いのね~…と知りました。
そんな私に比べたら、そりゃ夫なんて、弱造も弱造ですよね、そりゃ。
仕方ない。
「オレだってあの時はチョー痛かったぞ!」
と言いますが、
チッチッチ、という感じ。
痛みについては、こちとらプロ級ですから。
いや、もちろん、出産より痛い経験のある人も、たくさんいらっしゃるでしょうから、
そんな方には失礼な話ですね。
デカイ口を叩いてすみません。
とはいえ繰り返しますが、痛みはあくまで主観的なもの。
本人が【痛い】と思ったら、それは【痛い】のであって、
労わりの対象となるわけです。
子供にしても、
「ママ、痛いの、ここ痛いの」
と報告に来ます。
そういう時は、
「痛いね~、かわいそうに」
と受け止めてあげるしかできませんが、それだけで少し楽になったように感じるのも、
それも主観的なもの。
ちょっと違う話ですが、赤ちゃんや幼児の、痛いとき専用の泣き声ってありますよね?
あの泣き声だけは、自分の子じゃなくても聞き分けられません?
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。