こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
子育てって、
24時間休み無しで数年間続く耐久レースのようだと思いました。
24時間歩き続けろと言われる。
時に走らされ、障害物に阻まれ、回り道をし、道に迷い、引き返し、
食料も満足に与えられず、泥にまみれ、雨に打たれ、傷だらけになり、
それでも足を休めることは許されず、
リタイアすることもできない。
休息がいつ、どれくらい取れるかはその時にならないとわからず、
疲れて倒れても、それでもなお立ち上がる以外に選択肢はない。
それも、たったひとりで。
何度も振り絞ったやる気やモチベーションはカラカラに干からびて、
それでも自分の内側からしかやる気を得ることはできない。
カラカラの心を何度も絞り、1滴のやる気を糧に足を進める。
たったひとりで。
しかしそこに、
共に歩いてくれる【夫】という名の【仲間】がいてくれたら、
それだけでそれは、【耐久レース】という名の【レジャー】になる。
「汚ねっ!」とか言いながら、泥道に足を取られて笑い、
寒い夜には体を寄せ合うこともできる。
励ましあうことで、やる気の源が3つくらいになる。
野草もふたりで食べれば「まじっ」と笑える。
でもそれが、
『来れるときだけ、来たいときだけ』来るなら、
【仲間】ではなく、ただの【サポーター】だ。
物資の提供だけなら、それも【サポーター】。
【サポーター】は【耐久レース】をサポートしてくれるだけで、
決して【レジャー】にはしてくれない。
【サポーター】は【祖父母】や【保育園】であって、必要なときにお願いしている。
私が欲しいのは【仲間】だ。
つらく苦しい、逃げ場のない【耐久レース】を
【楽しいレジャー】にしてくれる【仲間】だ。
【耐久レース】をひとりで耐え、歩き続けている人はたくさんいる。
みんなやっていることだ。
でもその【みんな】の中には、心療内科にかかっているひとがたくさんいる。
ならそれはやっぱり、
ひとりで歩きぬくには厳しすぎる道なんじゃないか?
少しでも早く家に帰ってきて欲しい。
朝、少しでも早く起きて欲しい。
週末はいつだって、家族全員で過ごしたい。
そこにいるだけで、特にやるべきことがない時間も長いかもしれない。
でもそこにいて、他愛もない会話をしているだけで、
同じものを食べているだけで、
子供とブロックでおウチを作っているだけで、
ゴミを拾って食べている赤子を叱っているだけで、
【耐久レース】は【レジャー】になる。
そして一番大事なこと。
本来、この【耐久レース】は存在しないはずのもの。
子育ては、
【ひとり】だから【耐久レース】になるのであって、
本来は【仲間】と【サポーター】と一緒に、
楽しくワイワイと過ぎて行く日々のことなんじゃないか。
でも悲しいことに、ひとりで【耐久レース】を歩きぬく覚悟を
しなければならないこともある。
もし私がその覚悟を決めるなら、
【耐久レース】が終わっても、ひとりで生きていく。
【耐久レース】が終わってからすり寄ってくる【夫】はいらない。
【彼氏】で十分だ。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。