Amazon Prime 会員費値上げ~茹でガエルの法則

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

あ、ご存知ない方もいますよね?

私、昔からカエルが好きです。

カエル雑貨専門店というのがありましてね、昔はよく行きました。

興奮しすぎて店の中で転びました。

 

こうやって長年公言していますと、友人がたま~に連絡してきて、

 

「見て!すごいカエルのTシャツ見つけた!」

 

なんて写真を送ってくれます。

 

「出張先でかわいいカエル見つけた」

 

とお土産をくれたりします。

 

子供服店を営んでいるんですが、(Neutral)いろんな国のいろんな子供服を見ていると、

いろんな柄に出会います。

カエル柄には、なかなか出会いません。

カエルなら何でもいいというわけでもありません。

個人的な好みですが、少しだけ、ほんのちょっとだけ、キモさがないと、私の好きなカエルではありません。ウッシッシ・・・

 

そういう意味で、「いいね!ケロ」と思ったので、仕入れました。

Little Green Radicals@Neutral
Little Green Radicals@Neutral

 

カエルの回りを、何か虫が飛んでいるように見えて、

「もしや、ハエ・・・?」

 

と思ったらハチでした。ブーン

 

そんなカエルの話です。

『茹でガエル理論』、『茹でガエルの法則』って、聞いたことありますか?

 

一見残酷なのですが、たとえ話です。(おそらく昔の時代には実験もしたと思いますが・・・ギエー・・・)

 

容器に入った水の中に、カエルが入っています。

カエルは心地よさそうに水の中を泳いでいます。

その容器を火にかけると、水は熱くなりますよね。

でも水って、一瞬で熱湯になったりはしません。

少しずつ、少しずつ熱くなります。

一瞬で熱湯になれば、カエルも『ピョンッ!』と水から跳び出るはずです。

 

水の冷たさに慣れていたカエルも、水が少しぬるくなると、そのぬるさに慣れます。

また少し温かくなると、その温かさに慣れます。

また少し温度が上がっても、その都度、その温度に慣れていきます。

そしてカエルは、跳び出るタイミングが見つからないまま、茹で上がって死んでしまう、という残酷なたとえ話です。

これはよく、ビジネスや政治の話で出てきます。

 

「消費税を50%します!」

 

といま急に言われたら、大反対のものすごい騒動になるでしょう。

だから消費税は、少しずつ少しずつ上げられます。

そして気づいたら、

 

「あれ?20年前って3%だったよね?いま25%?」

 

みたいになります。

 

消費税増税に反対しているわけではありません。

 

同じ戦法で、Amazon Prime 年会費が、とうとう上がります!

3,900円(年間)⇒4,900円

2019年5月17日以降の更新時に、新料金となるそうです。

ガチョーン・・・

 

私もPrime会員なのですが、これまでいろんなサービスが追加されてきましたが、値上げは初。

しかも年間千円。

・・・なら仕方ないか・・・いっかな・・・Primeのメリットはすごいもんな・・・

 

と感覚的に思いました。

しかしこれも、『茹でガエル戦法』です。

 

でもとはいえ、ぬるいお水が心地よくなってくるカエルのように、

『4,900円でも安いくらい』

と思えてしまうのが、これが戦法になり得る所以です。

 

Amazonに関しては、他社が太刀打ちできない値下げをして、競合がいなくなってから値上げするなど、

資本主義の権化のような戦法をとってくる巨人なので、

今後も油断は許せませんが、

それでもやっぱり最終的には、

 

仕方ないよね。

 

跳び出すタイミングが、いつか来るのかな~・・・

 

少し前、Amazonでのすべての商品の買い物に、1%以上のポイント還元を始める、

と発表しましたが、

やっぱりそのポイントは、Amazonではなく販売業者に負担させるつもりだったようで、

独占禁止法などの調査が入ったようです。

禁止勧告などは受けなかったものの、『重く受け止めた』ということで、

ポイント還元の話はなかったことになったそうです。

 

Google にしろAmazon にしろ、特定の数社にあまりにも依存していると、ときに不安になります。

一応ほかの選択肢も用意しておくに越したことは、ないんでしょう。

茹で上がらないためには。

 

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