怒っている人(子供含む)に最初に言うべきこと

 

おはようございます、ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

たまに子供を怒らせてしまうこと、ありますよね。

何かに夢中になって遊んでいるけど、どうしてももう保育園に行かなければならない時。

もっと公園で遊びたいけど、もう帰らなきゃいけない時。

 

相手は子供だけではありません。

売り言葉に買い言葉で、不必要に夫を傷つけてしまった時。

自分の気を晴らすためだけに夫にイジワルなことをしてしまった時。

 

身内だけではなく、例えばお客さんを怒らせることもありました。

断りもなく納期が遅れてしまった時。

不注意によるミスが重なってしまった時。

どの本だったか忘れてしまったのですが、確か↓の本の著者の息子さんが言っていたこととして紹介されていました。

 

 

怒っている人は傷ついている。

それを息子が言ったの?どんだけデキた息子???

と思いましたがそれはさておき、

なるほどな~…と思いました。

だからそれ以来、

怒らせてしまった人と仲直りがしたいとき、

なぜそうなってしまったか、その理由を説明する前に、

「傷つけてしまってごめんなさい」

と謝ることにしています。

 

 

特にもう長男は、会話も成立するし、言えばちゃんとわかってくれる年齢です。

 

兄弟げんかの収集がつかなくなって、シッチャカメッチャカになってしまって、どっちが悪いか、どっちが始めたのかも、もはや誰にもわからなくなってしまった時。

本人たちもどうやって収めたらいいかわからず、エスカレートしそうな時。

そういう場合はどうしても、力の強い長男から止めることになってしまいます。

そうしないと結末はいつも、長男に押された次男がどこかに頭や体をぶつけて号泣して、ふたりとも号泣で終結、となります。

次男がケガをする前に止めに入る、という時がたま~にあります。

そうなるともう長男は、いら立ちを抑えきれずに怒ります。そりゃそーですよね。

自分が100%悪いわけでもないのに、相手より体が大きくて力が強いというだけで、自分が「やめて」と言われるわけです。

 

大抵そういう時は、怒り狂う長男にまず、

「嫌な思いさせてごめんね。」

と言うようにしています。

 

その後で、次男がまだ小さいから、ふたりともまだ力の加減を知らないから危ない、だから止めたのだということ、

ふたりとも我慢を覚えなければいけないこと、

なんかを説明します。

傷ついている人はまず、傷ついていることをこちらが認識していること、

そしてそれに対する謝罪が最初に来ないことには、聞く耳を持ってくれないのだということを、

↑の息子さんと著者の方は言っていました。

そしてその通りにやってみると、その通りです。

「嫌な思いをさせてごめんね。」

そう言えば長男は、泣きながら抱き着いて膝に乗ってきて、落ち着いてこちらの言うことを聞いてくれます。

そのひと言がないだけで、話すら聞いてくれません。

 

「嫌な思いをさせてごめんね」「傷つけてごめんね」

長男落ち着く、そして次男も合流、でもまだ次男には通じているのか、いないのか…

事の顛末、理由を説明

前に比べたらずいぶん我慢も上手になってきたことを認めて褒める

 

うちの場合このお決まりの流れで場は収まり、涙の跡が乾く前にまた機嫌よく遊び始めます。

毎回このパターンでうまくいくわけではありませんが、でも少なくとも、

『怒っている人は傷ついている』ということを知れただけでも、

私にとってはすごく腑に落ちたというか、状況や人の気持ちを、ある程度分解して理解することができたというか。

自分も同じで、

何かに怒っている時、「ああ…自分はいま、傷ついているんだ」

と思うと、何に傷ついたのか、何に怒っているのか、何を言って欲しいのか、

それが自分でちゃんと理解できるような、そんな感じもあります。

もう少し息子たちが大きくなったら教えてあげたいことでもあります。

お友達と仲直りしたいときにはまず、「傷つけてごめんね」と謝るということ。

でもそのためには、相手を傷つけてしまったことを自分で認めなければいけません。

相手にもよりますが、なかなか懐の深さが求められる時もあるかもしれません。

でもきっと、それができたら、より相手のことも、自分のことも大切にできる人になるはず。

謝ることって、思っている以上に難しいこと。

 

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