「もうがっこうなんかいきたくない!おべんきょうなんかだいっきらい!」

 

長男(6)が久しぶりに、

「わーん!」

と声を上げて泣きました。

6歳、もうほとんど泣くことは無くなってきていましたが。

緊急事態宣言の段階的解除が完了となったころから、

フルで学校が始まりました。

フルもフル。

毎日5時間授業のようです。

普段の新一年生って、何時間授業から始まるんですか?

 

保育園の卒園式は、

かろうじて保護者参観なしで保育園でやってくれました。

次の日から学童へ行き始め、

・・・数日行ったくらいでコロナが過熱。

完全自宅保育に切り替えました。

 

そこから約2ヶ月。

毎日毎日次男とテレビを見て、遊び、

ちょっと公園へ行って、またテレビと遊び。

 

パパとママは家にいるのにお仕事をしていて遊んでくれない。

途中から大量のプリントが学校から配られ、

『おべんきょう』というものが始まりました。

 

その後、1日おきに学校&学童と、学童だけの日々が2週間ほど。

その後から急に、フルで学校&お勉強の日々。

宿題も毎日出され、持ち物の数も段違いに増え、

とにかくやることが多い小学生。

その時私は、次男とお風呂に入っていました。

その間パパが長男の宿題を見ていて、

どうも『正しく』できていなかったよう。

 

お風呂から出ると、

しわくちゃになったノートのページを前に

長男が涙をポロポロ流していました。

 

「どうしたの?」

 

夫「間違えちゃってたから、

『間違えてるから直しなさい』って言ったら

怒っちゃったの。」

 

学校の用意や宿題がまだ済んでいないようだったので

私は次男と先にお風呂に入ったけど、

本来はいつもいちばんにお風呂に入りたがる長男。

最初からもう既に怒ってたんだよね。

 

「もうなんでもいいから!

まるして!!!」

 

そっかそっか、イライラしちゃってるね。

ダイジョブダイジョブ。

うん、丸、丸。

これだけできていれば十分。

上手上手。

 

□+□=□

 

をノートに正しく書く、というお題だったようですが、

「=」が抜けている箇所がひとつあっただけ。

もういいじゃん。行もずれてはいるけど、いいよ。

丸、丸。

 

まだまだイライラが収まらない長男。

 

うわ~ん!と泣き始め、

 

「おべんきょうなんかきらい!

まいにちまいにちおべんきょうばっかり!

もうがっこうなんかいかない!!!

がっこうたのしくない!!!」

 

長男がそんな風に泣くのは久しぶりだったので、

なんかよほど嫌なのかなと、

ストレス溜まっちゃってるのかなと、

少し心配になりました。

 

そりゃそうだよね。

ついこの前まで保育園に行ってて、

先生が優しくお世話してくれるとこで、

その後ずっとおうちで遊んでで、

そんで急に毎日5時間も午後までみっちり授業で、

ずっと座ってなきゃいけなくて、

 

あれもこれもやってこい、

あれ持ってこい、これ持ってこい、

忘れ物した、

できなかった。

 

そんなに急に変わったら、びっくりしちゃうよね。

これまで『間違ってる』なんて言われる機会、

ほとんどなかったもんね。

 

長男は元々、少しひとりで放置すると勝手に落ち着く、

というか爆発した時は構うほうが余計に爆発するので、

しばし長男は放置して、

夫と私で会話をしてみました。

 

「パパはさ、学校行きたくない時あった?

ママはあったな、小学校、中学校まではあった。

でも学校ってさ、なんで行かなきゃいけないんだろう。

働くようになって、毎日会社に行けるようになるため?」

 

「そうだね~…会社に行くため、なのかな~…

でも会社ってやっぱり、毎日行かないとダメなのかな。

毎日会社に行かなくてもいい仕事もあるよね。」

 

少し落ち着きを取り戻した長男、

学校の用意はママやっとくから、

お風呂入っちゃいな?

 

お風呂から出た長男と、ご飯を食べながら落ち着いて話してみました。

 

「『義務教育』って言ってね、

ママとパパは、子供を学校に行かせないといけないって決まってるの。

行かせないと、おまわりさんにつかまっちゃうの。

でもね、そんなに無理して毎日毎日行かなくても良いとママは思うし、

特にまだ学校始まったばっかりだし、

だから今度、お休みして海に行く計画立ててるから、

その時にお休みはとっておきたいと思うんだけど。

 

宿題もね、忘れても大丈夫だよ?

無理しなくていいから。

それで先生に何か言われたら、

『ママがいいって言った』って言っていいから。

 

お勉強だって始まったばっかり。

できなくていいの。

どお?明日は頑張れそう?」

 

「うん!海?どこの海?」

 

いつもの笑顔が戻って、ホッとしました。

でもこの後も夫と、

 

『無理はしなくていいよね。』

 

と話しました。

 

新しい環境へ移ってただでさえストレスと緊張が続く毎日、

なんでもかんでもできると思うほうがストレスが溜まりそうなので、

できなくてもいいと、

少しずつでいいと、

長男と改めて確認しました。

 

長い長い学生生活。

学校が嫌いにならないといいな。

お勉強なんかより体が大事。寝よ寝よ。

 

 

小学生 1年生の学習

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本当は不安でたまりません。

 

 

コメント一覧
  1. わかります。首もげます。
    保育園との環境の変化が激しすぎて…。
    それでも、小さな身体で、一生懸命頑張ってますよね、彼らは。
    重いランドセル背負って、歩いてるだけで、「えらいぞ!」「がんばってるぞ!」って、声掛けちゃってます。

    みゆきさんの言う通り、とにかく元気で過ごしてほしいです。そこが原点ですよね。
    勉強に捕らわれすぎて、少し原点を忘れていました~!
    思い出させてくれて、ありがとうございます!

    • ほくふくさん、本当ですよね。
      変化が急激だと、大人だって疲れますよね。
      もう学校行って帰ってくるだけで「ご苦労様!」って感じです。
      それこそまだ1年生なので、お勉強なんてやっぱり二の次かなと、思ってしまいます。
      甘いかもしれませんが・・・

  2. わかります!
    我が家の息子も、一年生。
    毎日重たいランドセル背負って、自力で学校行って勉強して、学童から帰ってきて、やっとお家でほっと出来ると思いきや宿題と明日の準備して、、

    保育園とのギャップがあって、そうかこれがいわゆる小一の壁ってやつか?って私も感じたりしてます。

    最近お友達が増えてきて、楽しくなってきたようですが、今朝は玄関で行きたくない。。って涙
    まだまだ不安定ですね。

    そんな時は、たくさんギュッとするに限ります。
    お互い、小一の母&ワーママ頑張りましょう^ ^

    • みーこさん、同じく新一年生ですか。
      ランドセルってなんであんなに重たいんですかね。
      重すぎですよね。
      こういう曖昧なことが、小1の壁の一部だと私も知りました。
      これでこっちも出勤なんかあったら焦るし、
      大変・・・
      慣れたと思ったらまたいろいろありそうです。
      子供は小さくても大変、大きくなっても大変です。

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