
おはようございます。みゆきです。
11歳と9歳の息子ふたりを育てています。
特殊詐欺の電話、かかってきてませんか?
私はね、最近かかってくるようになってしまって、
いろいろ考えております。
いろんなところで言われているような、
警察官を名乗る電話です。
身分証を持って、〇〇警察署(島根とか愛知とか)までこれませんか、
みたいなことを言っています。
これまで、2、3回かかってきたかな。
先方が私のフルネームを知っている時点で怖いのですが、
ちょっと私の苗字は変わっているので、
みんな最初、つっかえながら何度も言い直すというのが
デフォルトです。
「いまちょっと忙しいのでかけ直します。」
と返した時点でプツリと切られたり、
警視庁の代表電話番号をもらったりしています。
(そこからのシナリオもあるのかな)
まあ知らんけど、
引っ越し関連などで電話がかかってくることもあるので、
出ないわけにもいかず、
かかってきた番号は
詐欺
と登録しています。
私はたまたま、例えば最近
愛知県に行った覚えもないし、
この特殊詐欺に関する注意喚起もたくさん目に、耳にしていたので
落ち着いて電話を切れていますが、
ごく普通の、大人の、
決して若者でもない、
ちゃんとした年齢の大人の男性の声なので、
たまたま信じかけてしまう人もいるだろうなと、
いつも思います。
でも同時にすごく不安に思うのは、
もし、息子たちがこんな仕事をしたり、
させられることになってしまったら、
どうしよう。
知らんけど、
SNSとかで、
高収入のアルバイトありまっせ、
と勧誘したり、
知り合いから勧められたりして、
知らずに始める人もいるんじゃないかな。
無理やりやらされている人もいるだろうし
(そうでない人もいるだろうけど)
息子たちが、詐欺に加担する側になってしまわないかなと、
不安になります。
『SNSで仕事なんか見つけたらダメ』
とは伝えるものの、
ちゃんとした求人雑誌にだって載っているんでしょう?
これまた、知らんけど。
私の(夫のね)苗字は、
すごく一般的な苗字に近いのに、
実はちょっと違うという、
トリッキーな、変ったものなんです。
綾小路さんとか
鬼さんとか(昔の同僚にいました)
勅使河原さんとか(昔の学校の先生にいた)
見るからに変わっているんじゃなくて、
一見
渡辺とか
中村みたいななのに、
実は最後ほうだけ違うんです。
だからみんなみんな、
つっかえるんです。
ひらがなやカタカナで読んでいると、
最後に『え?』ってなるから、
みんな言い直すんです。
その時点で、なんというか、
いまの日本で、普通に暮らしてる人、暮らしたことのある人
だとわかるんです。
『警察官』然とした、
多少威厳があって、でも事務的な声で、
成人男性が、
私の苗字をつっかえながら、
何を思い、
千にひとりの『詐欺に引っかかってくれる人』に当たるまで、
電話をかけ続けているのか。
その労力、
別のことに使った方がきっとお金も儲かるだろうに、
人生考えあぐねているのか、
何も考えていないのか。
『かけこ』や『うけこ』なんて
一般的にも知られるような名前があって、
捕まったら懲役刑で、
でも、捕まらずに、また別の職へ移っていく人もいるだろうし、
そんな自由が利かない人もいるのだろうし、
知らんけど、
知らんからこそ、
『一体どんな人生なのだろう』と、
ひとりしきに思いを巡らせてしまう私。
『日の当たる側』がある時点で、
『日の当たらない側』は必ずできてしまうのか。
じゃあ、息子たちが『そちら側』へ行かないために、
何ができるのか。
考えても考えても、答えは出ず。
さ、仕事しなきゃ。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?