おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
よく姉とも話すのですが、
ありがたいことに私たちは、
良い意味で『ごく普通の』ありふれた『幸福な』家庭で育てられました。
親の愛情を疑ったことはなく、
しっかりとした『土台』をもらったと、事あるごとに思います。
とても幸運なことだし、親にも感謝しています。
親になればなおさら、感謝します。
父は、高卒~定年までひとつの会社に勤め続けました。
『経済的に家族を支えることが父親の務めだ。』
という昭和の典型を死守したと思います。
穏やかで善良な人だと思います。
そんな父から、私はメッセージをひとつ受け取ったと思っています。
それはこんなメッセージです。
『人と違うことをしなさい。』
事あるごとに言われた記憶もありますし、
人と違うことをすると、父はとても嬉しそうでした。
そして母。
こちらも良くも悪くも昭和の典型のような、
結婚して専業主婦~子供が大きくなってからパート。
とても素直で、善良な人だと思います。
母からのメッセージは、これ。
『なんでもひとりでできるようになりなさい。』
親が子に伝えるメッセージは、意図していたりいなかったりすると思うのですが、
親本人の人生も反映しているのだと思います。
『人と違うことをしなさい。』
『なんでもひとりでできるようになりなさい。』
これらのメッセージが、
時に私を呪いの如く縛り、
かと思うと、私の糧や羽根にすらなる時もあり、
親からのメッセージって、そういうものなんだな、と思いました。
姉に言ったら、
「それでいいんじゃない?私も同じ。」
と言っていました。
自分の子供にひとつだけメッセージを送れるとしたら、
あなたならなにを送りますか?
私なら・・・
そうだなぁ・・・
と考えていたんです。
兄弟だからと言って、
同じメッセージを送る必要もないんだろうな、とも思いました。
姉も、私と同じメッセージを受け取っているとは限りません。
でも私なら、いまのところ、コレです。
『自分の好きなことを見つけなさい。』
子供は、人は、親以外からもいろんな人、ものから、
メッセージを受け取り続けると思うんです。
全部が全部、親から伝えられるとも思っていませんし。
それなら私が伝えたいのは、と考えると、コレかな、って。
何をしていたって、していなくたって、
大変な時、辛い時、しんどい時は来るんです。
そんな時の最後の頼みはやっぱり、
『好き』という気持ちだったりするんじゃないかな、って、
自分のこれまでや今を考えても思うのです。
『好き』と思えることをしている人は、
土壇場で辛抱強く、踏ん張れるんじゃないかな、って。
大変な時こそが『生き時』なのは多分事実なんですが、
渦中の時には絶対そんなことは思えないので、
あとはもう、
『好き』とか『情熱』とか、そういう話なんかな、って。
あー・・・でも、
考えれば考えるほど、
他にも伝えたいことが出てきました。
『世界は広い。』とか?
『好きな人は大切に。』とか?
『諦めないこと。』とか?
『人と違うことをしなさい。』
そう言われて育った私は、
人に迎合することがとても苦手です。
でもかと言って、あまりにも人と違うのは居心地が悪いので、
そのちょうどいいところが見つかるまでに時間がかかりました。
『なんでもひとりでできるようになりなさい。』
そう言われて育った私は、
人に頼むこと、人を頼ることが苦手です。
なんでもひとりでやったほうが早い、と感じてしまいます。
でも大人になると、子供を持ったりすると、そんなこと不可能なので、
そこに順応するのが大変でした。
しかし、しかし。
このふたつのメッセージが合わさった形がまさに今の私の日々なんですよね。
ひとりビジネス。
人と違うし、なんでもひとりでできるとは言えないけど、
サポートを得ながら、ひとりでやらなきゃいけない範囲が比較的広いです。
それで今の私が不幸ならダメなんですが、
なんとこれまた、人生史上最高に居心地がいいんです。
うーん・・・そう考えると、
親のメッセージって中年になってから効いてくるというのは、
本当だったのかな。
いやいやでも、親になるってすごいことだなぁ。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?