お金に無関心の夫、の解決法

 

我が家にももうすぐ来そうな【虫】の流行。

この日はベランダから紛れ込んできたカナブンを夫が捕まえてペットボトルに入れて、

遊びに来ていた長男のお友達と3人でカナブン観察です。

よく見ると緑色だということ。

キラキラと光っているということ。

そんなのを男子たちで観察して、虫図鑑で探していました。

良き風景でした。

まあしかし、私とママ友は、いつ男子たちがソレを振り回して地獄絵図にならないかとヤキモキ。

「はい、そろそろ逃がしてー」

と何度か言いました。

子供心をなんとか抑えた夫が、カナブンを無事に残酷な子供たちの手から外へと逃がして終了。

あー…怖かった。

 

いやでもさ、カナブンを、ペットボトルに入れて観察しようなんて、

わたしゃ思いつきもしませんで、またしても『違う人間としての夫』を実感したのであります。

 

で今日はですね、

『夫がお金に無関心なんですが、どうしたら変えられますか?』

というご質問を何人かの方からいただき、

うぬー…という話です。

数年前の自分のことを言われているようで、耳が痛い、耳が痛い…アワワワワー何も聞こえないー…

 

数年前の私が、お金に目覚めたのはなぜか。

自他ともに認める、お金の落ちこぼれでした、私。

貯金ゼロ。借金こそないものの、お金の使い方を知らず、

『お金に細かいのは格好悪い、品がない』

とまで思っていましたね。

その間、昔から【貯金の妖怪】だった夫は、何千万というお金を貯めて、有効に使っていました。

そんな夫を、

『ケチね~、いやぁね~』とまで思っていましたからね。バカチーン

 

それがいまでは、

『お金ダイスキ!』

というか、

『お金オモシロイ!』

 

じゃあ、どうしたらお金に無関心な夫に、お金に関心を持ってもらえるか。

…簡単では、ないです。

そして、時間もかかりますし、成功するかどうか、それも未知数です。

おそらく成功したとしても、こちらの思うようにはいかないでしょう。

自分を変える方法はたくさんありますが、人を変える方法はあまりありません。

 

いちばん有効な方法は…

まず自分がやってみせること。

なんにしてもそうですが、例えば…

ちょっとポッチャリした人に、

「ダイエットしなさい!痩せなさい!」

と言われたら、どう思います?

 

「お前が言うな!」

もしくは、

「あなたに言われてもやる気しなーい」

とか?

 

『こうなって欲しい』『こうして欲しい』

相手に思うなら、まずはやって見せてあげないといけません。

そしてその度合いも大切かと思います。

これも例えばですが、

100万円貯金のある人に

「貯金は大事!」

と言われるのと、

1,000万円の貯金のある人に言われるのと、どうですか?

 

私もおそらくは、夫があそこまでの【妖怪】でなかったら、

(人離れしているほどの貯金具合だからです)

ここまでお金にハマッていなかったかもしれません。

(夫よ、ありがとう)

それほどに、圧倒されました。

なので、圧倒させるほどにやってみせてあげること、それもひとつ。

 

そして、つぶやきましょう。コツコツと

私にもこれが効きました。

ふと気づくと夫が、

「あ、500万貯まったのか…」

とか頻繁につぶやくわけです。

それを何度も何度も何度も何度も聞いているうちに、だんだんと気持ちが育っていき、コップが溢れたところで、

「私もやってみる!」

となるわけです。

 

私のブログにしても同じことです。

毎日毎日書きながら、たま~に、私がお金の心配からある程度自由になったということ、

こうやってお金を貯めたとか、そんな情報をつぶやいている形です。

それを目にすると、タイミングが合えば

「私もやらなきゃ?」

と思う人が出てきますよね。

 

あとね、エクセル。

特に男性なのか、みんななのか、はまだ私にはわかりませんが、

キャッシュフロー表というものがあるんです。

これはファイナンシャル・プランナーの教科書に出てくる表で、ちょっとした知識さえあれば誰でも作れるものなんですが、

これから死ぬまでのお金の推移が表やグラフにできる方法です。

それをね、見せると早いですよ。

「我が家、このまま行ったら75歳でマイナスだけど、どうする?」

って見せたら、

「マジで?」

って誰でもある程度なります。

それが、具体的な数字、グラフになっていると、大抵の人は最低でも危機感は持ってくれます。

 

よーく考えよー

お金は大事だよー

ウーウ♪ウーウ♪

 

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コメント一覧
  1. うーん。。
    性格にもよるかも。 本当に何も考えてない人、できない人っているんですよ。変われない人。

    うちは結婚前に破滅的にヤバイと夫の思考を思い、相当努力しましたが、彼のなかでの結果は、ママに任せときゃ安心。ねる。みたいな。

    そういう、とことん人に寄りかかる人、男も女もいません⁉
    私が悪いのか?私のやり方が悪いのか?私がダメにしているのか?そんなこの頃ですよね。
    こんなにお金のこと考えてないやつ家族にいなかったんでびびりますよ。
    私、もはやモラハラ認定的な態度ですが、鉄のハートの夫です。

    • mitadeさん、そうですね、やはり最後までできない人、やらない人はいるのかもしれませんね。
      そして『解決法』と書いておきながらですが、しょせん人を変えるなんて不可能なことなのかもしれません。
      少なくとも、思っているようには。
      自分を変える方法は無限にありますが、人を変える方法はあまりないとも思います。
      そして変えることができた場合も、変えたのではなく、変わっただけなのだと思います。
      そのきっかけや働きかけはできるかもしれませんが、変えることはできないのかな、と。
      うまくいく場合にも、「え?いま?この言い方で?」というようなことで納得したりする気がします。
      実に、いろんな人がいますよね。夫も含めて。

  2. これ、聞きたかったことだったので記事になって嬉しいです。コツコツ頑張ります。

    わたし、虫がわりと大丈夫なのでカナブン飼ってしまえばいいのにーって思っちゃった(笑)
    自然と遊ぼっていうNHKの番組は虫のことよく分かってオススメです

    • ようこさん、そうでしたか!よかったです。
      ほかの方からも聞かれまして、私の思う方法、ということで書いてみました。
      コツコツですよ、コツコツ。頑張ってみてください。気長に構えてあげてください。(以前の私のことを思うと…)

      カナブン、飼っちゃえないですー。そんなこと口が裂けても言えません。
      一度言ったらきっと、飼えるもんだと思ってしまい、次々と採ってくると思います。コワイー
      自然と遊ぼう、ですね、メモメモ。見てみます!

  3. 近道なしなんですね、肝に命じます。あと、つぶやくこと、試してみます!

    お金の管理も1人だけでやってると子育てと同じで決断の連続に疲れるんですよね。そのプロセスを共有したいのですが、旦那は得意な人がやっていればよいのでは?というスタンス。いやいやいや、私も得意ではないのに!と。

    我が家もこの前てんとう虫のミイラが出てきました。ヒイイイイー!

    • とらさん、そうです。人を変えるのはほぼ不可能なので、近道はないと思ったほうが良いと思います。
      でももしかしたら、思いもしないところでコロッと行ったりすることもあるのが他人というものなので、希望がないわけではないと思います。
      コツコツ呟いてみてください。
      でも相手を責める気持ちはこめず、あくまで事実をポロッと…みたいな。
      無垢なつぶやきのほうが効果が高いかと。

      てんとう虫のミイラ…ヒイイイイイー!

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