妙に過小評価されていると思う『貯金』という『商品』

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

5歳と3歳の息子たちを育てながら、共働きのお金、子育て、世の中のことなどについて書いています。

2018年に脱サラしまして、いまは主に共働きのご家庭のお金回りのご相談をお受けするファイナンシャル・プランナー、

そして子供服のオンラインショップもやっています。

 

私はいわゆる、独立系FPというやつで、

ご相談料を頂戴することで生計を立てております。

何が言いたいかと言いますと、

ご相談をいただき、そのお答えには、

どの企業の意向も反映されていないということです。

 

ご相談者の利益のことを第一に考えることができます。

それが、また引き続き私にご相談いただきたい、という私の個人的な欲求も果たすことになるからです。

 

ご相談いただく内容も様々で、

保険のこと、

つみたてNISAやイデコのこと、

税金のこと、

 

それぞれの項目の中でも細分化されるので、多岐に渡ります。

 

今日はそんな中で思った、

過小評価されている(ような気がする)『貯金』の価値について。

子供ひとりひとりに、ひとつずつの『学資保険』銀行に置いておいてもお金は増えないから『投資信託』

 

みなさん大体、

何かしらのお金に関する『考え』を既にお持ちです。

 

それが、その方にとって

『お得』なのか、そうじゃないのか、

もっといい方法があるのか、

そういうところをお答えしていくわけなのですが、

 

貯金に対するポジティブな『考え』を持っている方が少ないな、

という印象です。

 

それはなぜか、という話なんですが、

 

保険も投資信託も、

それを売ってお金儲けをする人がいるからこそ、

いろんなメッセージが発信されます。

 

しかし貯金は、しかもいまの貯金は、

定期預金であっても、

それを売って得をする人があまりいないため、

貯金を勧めるメッセージがあまり発信されません。

 

貯金ではなく保険

貯金ではなく資産運用

 

そんなメッセージばかりが耳に、目に入るので、

貯金クンはあまり注目されないのかなぁ、

不憫ね、貯金クン、結構いいヤツなのに。

 

私がどれだけ貯金をしても、

あなたがどれだけ貯金をしても、

それによって得をする人があまり多くない場合、

 

貯金を勧めるメッセージはあまり世に出ない。

故に、

過小評価される、

 

という構図はあり得るかな、なんて思いました。

貯金が300万円、500万円と貯まってくると、

 

『お金を置いておくだけでは増えない!』

 

と思い、

 

妊娠すると学資保険に入ったほうが良いような気にさせられる。

 

これは、

私やあなたが、

投資信託、学資保険を買うと、

得をする人が多いから、

そんな『印象』を持たされているだけ、なのかもしれない、

 

と一度疑ってみたわけです。

 

でもね、貯金てホント、ホントに、

すご~く、すご~く、

 

便利

ですよ。

 

そんなこと言われなくてもわかってる、って言うと思いますが、

 

絶対減らない(1千万円以上は別銀行へ!)

そして

いつでも使える。

 

このメリットは、実は何にも代えがたかったりします。

 

『インフレで目減り』

 

もよく聞きますね。

 

事実ではありますが、

例えば投資信託、または学資保険の場合、

代わりに失うもの

それとのトレードオフを、

熟考することを忘れないで欲しいのです。

 

学資保険などの貯蓄型保険では、

『すぐには使えない』

という『リスク』とのトレードオフです。

 

満期まで待たず、途中で解約する人は意外に多いです。

それは、現金が必要になったからです。

 

投資信託は、短期的に見るとお金が減る可能性も大いにあり得ます。

『お金が減るかもしれない』

という『リスク』とのトレードオフです。

 

もちろんバランスの問題であって、

とにかく全額貯金!と言いたいわけではないです。

 

でも少なくとも、

 

保険の前に貯金

資産運用の前に貯金

 

は事実かな、と思っています。

 

目安としては、

 

世帯年収半年分の現金

 

とよく言われます。

 

それも、各ご家庭それぞれ、事情によりますが、あくまで目安です。

 

なんていう私自身も最近少し、

貯金の配分を増やさなきゃな、と思っていたところなんです。

 

貯金しているだけでは増えたりしないので退屈ではありますが、

貯金は思っているよりも大事ですよ、というお話でした。

 

ふ~、毎日暑い暑い。

Marmalade Sky@Neutral

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

ひとりでできることには限りがある。

コメント一覧
  1. まさに貯金、最近気になっていたことなので記事ありがとうございます。
    この頃投資しなくちゃダメだよの圧力、感じます。前提条件はみんな違うんだよ、というのがわかってないと、流されて後悔になるかもしれない。
    ちゃんと自分で考えなくては!と気持ちを引き締めました。

    • とらさん、ちょうどのタイミングでしたか。
      ですよね、投資しなくちゃっていうプレッシャー、ありますよね。
      なにがなんでも、いつもいつでもとにかく投資!というわけではないんですよね。
      そして貯金ありきの投資なんですよね。
      そこを誰も言わないんだよな~、と思いまして。
      そうです、ご自身が考えて決めることが、いちばん大切です。

  2. 一千万以上は別銀行へ、とありますがどういうことなのでしょうか??
    こちらで質問しても良かったでしょうか…すいません

    • ざわざわさん、コメントありがとうございます。
      こちらでご質問いただいてももちろん大丈夫です。

      『ペイオフ』のことです。
      銀行などが破たんした際、預貯金はひとつの銀行で、ひとり1千万円(+利息)までは保証されますが、
      それ以上は保証されません。
      貯金の大きな利点のひとつは減らないことなのですが、そのためには1千万円ずつに分ける必要があります、
      という意味でした。
      詳しく説明しておらず、失礼いたしました。

  3. ペイオフってそういう意味だったのですね!
    銀行三つ…いや四つくらいに貯金をしたいものです。笑笑
    いつも読ませていただいてます。
    お互いに育児がんばりましょう!

    • ざわざわさん、そうです~ペイオフ、大事ですよ。
      そしてぜひ、銀行を分けないといけないほどに貯めてください。
      いつもよっていただきありがとうございます。
      ありがとうございます!一緒にがんばりましょう!

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