おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
次男もうすぐ3歳。髪の毛への執着心が留まるところを知りません。
寝かしつけの際は、私を挟んで両隣に長男と次男が寝ます。
長男はもう、隣に寝てさえいれば勝手に寝ますが、次男は結局何かって言うと、
髪の毛触りながら寝たい、ってこと。
抱っこでもトントンでも、手をつなぐとかでもなく、私の髪の毛をさわさわしながら寝たい、徹底してそれです。
しかも、結構イタイ触り方です。指を絡めたい(ww)らしく、それを引っ張るもんだから痛いww
とにかく頭を出せと、いつもそれしか言いません。
でも痛いから嫌であること、あなたのことは大好きだけども、痛いのは嫌だということ、静かに説明してみます。
あなたも痛いのはイヤじゃない?と。
そうしますとですね、怒る怒る。ゲキオコになりまして、怒りながら自分の髪の毛を触りながら寝ようとします。
まだ2歳3歳では、言って聞いてもらう、が難しいですね。
しかし長男はもう5歳。
最近私がよく使う『手』は、自分が子供のころ言われてどう思ったか、を付け加える方法です。
道路を歩く時は気をつけなさい。止まりなさい。右左を見なさい。
気をつけなさい。車に気をつけなさい。信号が青でも気をつけなさい。
当然ですが、本当にいつもいつも言われていました。
長男に同じように「気をつけて」と言う時、加えてみました。
「ママもさ~、小さいころばあちゃんに、いつもいつも『気をつけなさい、気をつけなさい』って言われてさ~、言われなくなって大丈夫だよ!気をつけろ気をつけろ、うるさいよ!って、思ったんだな~…
いっつも同じこと言われると、なんかイヤだよね~。
でもさ、それでもさ、ママは小さいころ、気をつけなさいって言われてたのに飛び出しちゃったりしてさ、危ないこともあったんだよね~。怖かったな~…」
そうやって、自分が子供のころに同じことを言われていたというエピソードを伝えると、
わりとすんなり聞き入れてくれるような気がしています。
「ママさ~、子供のころね、3歳からピアノ習ってたの。
○○クン、いま5歳じゃん?ピアノやってみる?ママ教えてあげるよ。」
「ママもね~、ばあちゃんとじいちゃんに、いーっぱい怒られたな~…
でも怒ってもらえないとさ、やっちゃいけないことがわからないからさ、いま思うと、
怒ってくれてよかったな、って思うんだよね~」
「あのね、パパとママがお話してるときは、邪魔しちゃいけないの。
ママもね、小さいときにばあちゃんに同じこと言われたの。
お話してる人の邪魔しちゃいけません、って。その時はなんでだかあんまりわからなかったけど、やっぱり邪魔されるとイヤだからさ、やっぱりダメなんだと思うんだ。」
「怒られたりすると、なんかお腹の中で怪獣が暴れてるような気がして、
ア゛ーーーッッ!!!ってなるよね。ママもよくなってたな~。
そういう時はまずは、ア゛ーーーッッ!!!て言えばいいんだよ。
そんでそれからママは、お腹の中の怪獣とお話してみたんだ。
なんでそんなに怒ってるの?って。だから○○くんも聞いてみて。」
私のとって長男は、なんでも初めてなので、もう自分の子供のころのことしか拠り所がないわけですよ。
自分が親にされて嫌だったこと、言われて嫌だったこと、でも最終的に言われて良かったこと、もっとこうして欲しかったと思うこと。
そういうものを、適材適所で反映させていくしか、私には方法がないわけで。
何度も書くようですが、子育てってもっと『自然と』できることなのかと思っていました。
親からされたことを、そのまましていれば、子供は自然に育って、勝手に個性を発揮するものだと。
でも実際は、もっともっと奥深くて、面白くて、でも難しくて、取り組みがいのあるプロジェクトでした。
もう5歳ともなると、押さえつけることも、嫌がっても抱っこしちゃうこともできないので、話して、話して、話して、話すしかないんですよね。
もちろん、親の背中は見ると思うので、その辺もまぁ、ボチボチ・・・
あなたはお子さんに、どんな大人に、なって欲しいですか?
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。