こんにちは、ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
ちょっと手伝いに来てくれた母が、
ひとりで夜ご飯を食べる夫のご飯の用意を
私がしないことに驚いていました。
私としたら、
食べられるものは作ってあるんだから、
自分で温めて、自分でお皿に入れて、食べればいいだけのこと。
こっちは子供ふたりに絡みつかれて身動きとれないし。
男性は一日中外で働いて、家では何もしない
女性は家事&育児を一手に引き受け、家では夫の世話を焼く
正社員の男性+専業主婦の女性
このセットが普通だと思っている、母世代。
それこそが歴史的にも珍しい異常な状態であることを知りもしない世代。
母には説明しても理解できないので何も言いませんが、
今の社会は共働き世帯が過半数なのにもかかわらず、
『正社員の男性+専業主婦の女性』を基準にした社会システムです。
だからいろんなところに歪みが出て、
【働きながら子育てをする女性】にしわ寄せが行っている状態です。
でも私これって、ただ単に
【いまがツライ】か、【後がツライ】かの違いだけのように思えてきました。
どういうことかというと、
私たちはいま、
自由時間ゼロで、寝る時間も無いほど忙しくて『ツライ』、
でも引退後は自由時間もあり、子供にも好かれている(はず)し、
後から『幸せ』を謳歌できる(はず)。
男性はいまは、
家事&育児を妻に丸投げして仕事だけして『ラク』だけど、
引退後は『濡れ落ち葉』とか言われて妻にも子供にも邪険に扱われて、
熟年離婚だって充分ありえる寂しいじいちゃんは『ツライ』。
50代主婦たちの話。
「〇〇さんとこの旦那さん、定年になってすぐ、脳溢血でポックリ亡くなったんですって」
「あら、羨ましい~」
「そうよね~、ホント、うちの旦那も、仕事引退したら毎日ブラブラして
ずーっと家でテレビ見てるからうっとおしくって・・・」
こんな会話、よく聞くでしょ。
こういう夫婦関係が【普通】な社会ってさ、やっぱりおかしいでしょ。
父ちゃんと母ちゃんが
「女房と畳みは新しいほうが良い」
「旦那、元気で留守が良い」
なんて言い合ってる国って、健康?
子供が減って、当然でしょ?そんなの。
でもまだ、その世代が社会の仕組みを決めているいまは、
まだまだ私たち働く妻たちが【ラク】になる日は遠いのかもしれません。
いまの私にできることは、
「ツライ、ツライ」
と夫に訴え続け、
どうしたらお互いが『快適』になるか
夫と話し合い続け、
そして夫と仲良く暮らすこと。
だって気を抜くとすぐに【ラク】をしようとする。
「ツライ」と訴えるのをやめると、もうツラくないもんだと思うようで。
ああ、なんだかなぁ・・・
↓のバナーをクリックいただけるとブログランキングのポイントが入ります。
応援クリックいただけると喜びます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。