ずいぶん昔に、ウチの母に
『結婚を継続している理由=離婚しない理由』を聞いたのを覚えています。
そして彼女はこう答えました。
「だって離婚なんかして、どうやって暮らしていくのよ」
母の時代はこういうものなんでしょう。
でもなんかこれって、
消極的というか、
消去法というか、
思考停止というか、
考える余地すらないものだったんだなぁ、と思いました。
どこかのウェブの記事で読んだんですが、
今の時代、結婚制度自体に無理が出てきている、と。
でもそれでも結婚するなら、結婚してしまったなら、
結婚を長続きさせるためには方法は2つある、と。
方法①
お互いに署名捺印した離婚届を交換しておき、
いつでも離婚できるようにしておく。
つまり、緊張感を保つということ。
馴れ合い、甘えが過ぎるとすぐに離婚されてしまうと意識することで、
お互いの大切さを常に忘れずにいられると。
しかしこれは、どちらかというとネガティブな方法。
家族という特殊な人間関係を継続させるために、
ビジネスのような緊張感を用いるということ。
そしてこの方法の場合、夫も妻も、
いつでも離婚できるだけの経済力があることが必要。
方法②
お互いが外に依存先を増やし、
それによって常に変化をしていること。
結婚するとどうしても友達付き合いが減ったりして
夫婦間の依存度が高くなりがち。
そもそも人は、人や何かに依存しながら生きていくもの。
妻や夫だけに依存するのではなく、いろんな人に分散して依存することで
風通しの良い家になる。
複数の人に依存し、人間関係を持つと、
自然と人は変化をしていくもの。
常に変化している人は飽きないし魅力的なので、
良い夫婦関係を長期間保つことになる。
ウチの夫に言ったら、
「なるほど~」
と唸っておりました。
そして
「パパもさ、同じくらいヨーロッパのサッカーが好きなお友達とか見つけたら
楽しいんじゃない?」
と言ったら目を輝かせておりました。
だってサッカーに一切興味のない私に
昨晩(時差の関係で日本の深夜)の試合がいかに素晴らしかったかとか、
香川選手の移籍についてとか話されても、
「ふーん」
以外の言葉が見つかりませんから。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。