こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆき(@miyuki_thewm)です。
社内のワーママちゃんとランチに行きました。
10歳くらい年下の、若くてカワイイ子です。
彼女が入社当時から知っていますが、
当時からもう、それはそれは優秀でした。
この前まで学生だったとは思えない堂々としたもので、
「いやぁ~、最近の子はしっかりしてるわねぇ・・・」
と遠くから眺めていました。
そんな彼女も入社数年になり、20代で早々に結婚して、
すぐに子供が生まれました。
そしていま、30歳。
以前はそんなに話す機会がありませんでしたが、
数少ない営業職ワーママという共通項により、
偶然トイレで出会ったことから、日を置いてランチになりました。
聞いてみると彼女は、仕事に不満があるよう。
私も辞めるつもりの会社ですが、
彼女の心も相当離れていました。
辞めさせられてもいい覚悟で、
新しい仕事を断ったとのこと。
その仕事をやるくらいだったら、
専業主婦になってもいい、
と、腹は括れていると。
その時思いました。
こんなに若くて優秀な子が専業主婦になるなんて、
日本社会にとっては損失以外の何者でもないな、と。
本当に優秀な子なんです。
要領も良くて、人当たりも良くて、頭も良いので、
ものすごい価値を生む人材だと思います。
そんな子が働かないなんてことになったら、
なんて勿体ないんだろう、と。
(ここでは本人の意思は置いておいたとして)
そして思い出しました。
日本ではね、特に女性のね、
学歴と収入に、
ものすごいギャップがあるんです。
例えば
東大を卒業した女性が、
時給900円のパートをしていたり、
大学院まで出た女性が、
専業主婦をしていたりする国なんです。
主婦や時給900円のパートだって、
社会には必要な、尊い仕事のひとつです。
しかし、そんな彼女たちの親が、子供に高い教育を受けさせたのは、
将来のためだったはずです。
将来、安定した収入の高い職業に就いて幸せになって欲しい。
勉強ができる娘に、親がそんな思いを持つのは
容易に想像がつきます。
しかし当の娘は、
人も羨む高学歴を引っ提げて、
低い収入に甘んじていることが多いんです、日本では。
教育と収入が必ずしも結びついている必要はないし、
本人は時給900円のパートで満足し幸せに暮らしているかもしれません。
しかし、
優秀な社会人を育てるという目的も担っている
教育という社会システムが、
うまく社会に還元できていない、ということですよね。
一方男性では、日本でも
学歴の高さと、のちの収入は
ある程度比例しているそうです。
男性では、高学歴なほど、高収入ということです。
じゃあなぜ女性ではそうならないのか。
日本以外の先進国でも、
女性の学歴と収入にはギャップがあるそうですが、
日本ほどのギャップがある国はないそうです。
良い面もたくさんある日本という国ですが、
こんな麺も・・・違う、
こんな面もある国なんです。
『日本てこんなにすごい国』みたいなテレビ番組が妙に多くて、ちょっと気持ち悪い国、
とも私は思うんですが、どう思います?
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