小さな効率化の積み重ねが大きな違いになる ワーママの仕事×時間の話

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆき(@miyuki_thewm)です。

息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事や世の中のことなどについて書いています。

 

子供を育てながら働いている方であれば、

やはり勤務時間にも制約が出ていると思います。

旦那さんや両親の協力があれば、毎日ではないかもしれませんが。

私も実際、毎日定時で仕事を終えなければなりません。

どこにも寄り道せずに速足で保育園のお迎えに行く毎日です。

 

子供が生まれる前は、仕事が少なければ早く帰っていましたが、

とはいえ定時では帰っていませんでした。多少の残業はして当然、という会社です。

そのため『みなし残業』という形で残業代が含まれた形で、年棒契約となっています。

そうなると必然的に、社内全体でも、定時にあがるのは子供が小さいママたち

という感じになります。

他の社員たちは、たとえ仕事が終わっていても、定時から30分、1時間経ってから帰っています。

でも私には、残業するという選択肢は基本的にありません。

どうしても、どうしてもであれば、事前に夫にお願いして、ということが可能ではありますが、

そんなに頻繁に出来ることでもないし、夫の仕事の都合にも左右されます。

出席者の都合でやむを得ず設定される18時~のミーティングなどはどうしたって私は出席できません。

本来であれば、定時以降に仕事をすることのほうがおかしいはずなんですが、

今の日本はそういう状況でもありません。

なので、どうしたって私の都合に合わせてもらう必要が出てきます。

そういう状況では、必要以上に偉そうにも、低姿勢にもならないようにもして、

風当たりをコントロールしようと気をつけています。

 

まだまだ私の会社でも働きながら子育てしている女性は10人程度なので、

もう少し人数が増えてくれば、また状況は少しずつ変わってくると思うのですが。

風当たりと言えば、残業するという選択肢が無い中で

求められる成果を出すことが難しいくらい仕事が立て込んでくる時もありますよね。

私の仕事は波があるので、余裕があるときもあれば、てんやわんやになる時もあります。

 

そこでいかに仕事の効率を上げるか、を常に考えています。

仕事の内容によって、効率化の方法も異なると思うんですが、

今日はすべての仕事、しいては日々の生活の効率化にもなる心がけについて

少し書いてみようと思います。

①エレベーターに乗ったら、目的階ボタンより先に「閉」ボタンを押す

理由は単純です。そのほうが早いからです。

私自身は、ずいぶん前からこれに気づいていて実践していたんですが、

夫は私に言われてから気づいたようで、気づいていないというか、意識すらしていない人もいるんだ

と思い、あえて書いてみました。

ワーママ 効率

②席を立つときは複数の用事を済ませるようにする
ひとつだけの用事のために席を立つことはないようにする

ランチを食べに行くときは必ずトイレも一緒に済ませる。

コピーをとりにいくときは、飲み物も一緒にとりに行く。

ミーティングルームに行くときは、その近くに座っている人との用事(世間話も含む)も一緒に済ませる。

コンビニにおやつを買いに行くついでにATMでお金をおろす。(ATMが混んでいない時間に行くようにする)

なので席を立つ前に、他に一緒に済ませられる用事が無いか、考える習慣が必要ですね。

家にいるときも、トイレに立つついでに着替えを取りに行って窓を閉めて、

玄関を片付けて、明日使うハンカチをかばんに入れる、など一度でいかにたくさんの用事を

済ませられるか、ゲームのように挑戦するようにしています。

③仕事に支障が無い範囲で、仕事中にプライベートの用事を済ませる

仕事中にスマホをいじったり、仕事に関係ないウェブサイトを会社で見たり、

というのは会社によってまったく状況が違うと思うのですが、私の会社は特に明確な規定はありません。

もちろん常識の範囲内で、という曖昧なルールの中で、という感じですが。

ですが、家にいるときは大体子供が一緒にいるため、パソコンの前に座ることがままならないので

パソコンを使うことは極力会社で済ませてしまいたいというのが本音です。

なので私はオンライン・ショッピングは大抵会社で済ませてしまいます。

ウェブでの調べ物も、基本的には会社で済ませます。

あと私は、株式投資やFXなど(また追って記事にする予定です)もやっていますので、

必要に応じて勤務中も出来る範囲で操作しています。

もちろん、買うものが大体決まっているとき、仕事が立て込んでいないときなど、

仕事に支障をきたさないようにはしています。

あと、電話での問い合わせ関係も、会社にいる間に席を立って済ませるのが通常です。

今は携帯電話という便利なものがあるので、ちょっと席を立って廊下で済ませます。

業務や会社によっては、必要以外のウェブサイトにアクセスすらできない、

というところもあるかと思いますが、影響が無い程度にやるのはセーフではないでしょうかね。

④そのときに出来るもっとも生産性の高いことは何か、を考える

会社の席に座っているときには、メールを書いたり資料を作ったり、

そのときに出来ることの中でもっとも生産性の高いことをする

トイレへ行くとき、移動中など、出来ることが限られている時間には、

難しい仕事の進め方をあれこれ頭の中で考える時間にあてる。

ミーティング中でも、完全に自分に関係が無い時間であれば、ボーッとせずに

考える時間にあてたり、可能であればPCやスマホで用事を済ませる。

⑤移動手段を考える

勤務中にクライアント先へ移動などがあるお仕事の場合、移動時間も無駄にはしたくありません。

昨今では経費にもうるさいと思いますのでタクシー移動は贅沢かもしれませんが、

電車よりタクシーで行ったほうが早い場合、タクシーの中でできること(電話やメールなど)

ある場合には、私はたとえ自腹を切ってでもタクシーを選ぶことがあります。(金額にもよりますが)

5つほど挙げましたが、つまりなにが言いたいかというと

今の私たちにとって一番貴重なのは、時間だということです。

例えば仕事のちょっとしたミスは誠意を持って謝れば済みますし、

余計にかかったお金は後で取り戻すことも可能ですが、

失ってしまった、過ぎてしまった時間は、どれだけお金を積んでも取り戻せません。

結婚前は、家でパソコンの前に座って無為に1日を終えたこともありましたし

無駄に朝まで飲み歩いたこともあります。

そのときの1分と、今の私の1分は、重みがまったく違います。

エレベーターのボタンを押す順番で捻り出した余計な時間で、

子供の笑顔を余計にひとつ見れるかもしれないし、

自腹でタクシーを使ったら、家でひとりでボーッとテレビの前に座れる時間が

30分増えるかもしれないんです。

席を立つ回数を減らしたら、上司に頼まれた資料が1日早く出来て

「仕事が早い」という印象を持ってもらえるかもしれないですよね。

効率を考えて、お客さんの要望のその先を読みこして返事をすれば

お客さんの信頼を勝ち取ることも出来ます。

時間が無いという大きなハンディキャップのある私たちにとっては、

こういう小さな積み重ねからどれだけ大きな違いを生み出せるかが、

日々会社での居心地の良さや昇進に直結すると思っています。

 

そして実際、私はこういう努力を日々コツコツと積み重ねて、やっとの思いで

めでたく昇進&昇給を勝ち取りました。

年下の、しかも自分より後に入社した小僧たちが私が育休中に追い越していく中、

復帰後になんとか追いつくことができました。

会社や業務内容で、出来ることはまったく違ってくるとは思うのですが、

ハンディキャップのある私たちは、効率化なくして勝負することは難しいと思います。

子育て中だからと諦めるのは簡単ですが、諦めなくてもいいことを諦めるのは、

ただただ勿体無いっす。

夏ワンピース@Neutral

 

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