時間があるからって有意義なことができるとは限らないのはなぜかって話

 

おはようございます。みゆきです。

10歳と8歳の息子ふたりを育てています。

 

姉がこの度、仕事を辞めました。

元々長く大学職員だった彼女が

外資ITへ転職して数年。

考えがあり退職したとのこと。

 

『転職はするけど、有給消化期間もあるし、

その間に将来のために副業始めたり、

有意義なことをしたいけどできない。』

 

そう言う姉。

溜息をつきながら。

 

 

いやいや、おねえちゃん。

私が思うに人というのは、

そんなにわかりやすくないのだと思うんだよね。

 

毎日忙しく働いてきて、

【Academic】から【Commercial】への転換は

やっぱり大変だったと思う。

難しい上司だっていたわけで、

それでも何年も頑張って働いてきて、

急に翌日から有意義なことなんてできないのよ。

 

私も子育てで思うように寝れなくて働けなくて、

自分の時間もなくて、

急に有意義な時間の使い方なんてできなかった。

 

介護で大変なお母さんにも言ったけど、

重い荷物を降ろしたらしばらくは、

時間を無為に過ごすリハビリ期間が必要なのよ。

 

リハビリにどれくらいの期間必要なのかはそれぞれだけど、

私もどんだけの時間、

Twitterしたりオンラインゲームでテトリスしたり、

Netflixダラダラ見たりしたか。

 

思う存分時間を無駄にして初めて、

 

『ピアノ弾きたい。』

って思ったし、

 

『そういえば寝たいだけ寝たかったんだ。』

って思い出したし、

 

溜まってた読みたかった本も読めたし。

 

今はダラダラすればいいんだよ。

 

私がそう言ったら、

お母さんも『そうね!』って安心してたよ。

 

「なにそれ、みゆちゃん!

すっごい刺さったんだけど~!!!」

 

 

それはよかった。

 

姉は心置きなくのんびりするとのこと。

 

 

昔の自分も思い出しました。

 

長男が生まれて、

好きなように寝ることもできない日々に

驚くほど慌てました。

 

『お母さんになったんだから、これくらい当たり前。』

 

そう思おうとしたけど、

やっぱり耐えきれなくて、右往左往。

 

 

だんだんと赤ちゃん期を脱して、

次男も生まれて、

睡眠に関してはそれなりに麻痺して、

でも『ひとり時間』に対する執着だけはどうしても捨てきれなくて、

ひとりで朝4時に起きて読書しようと頑張ったり。

 

 

読みたいのに、

読書をして、出産前のように『生産的な時間』を過ごしたいのに、

昔のように本が読めなくて焦りました。

文字が滑ってすり抜けていくだけで、

昔のように沁みてこない。

 

会社にいる時間になんとか『ひとり時間』を

過ごそうと思ってみたけど、

当然仕事しながら『ひとり時間』なんて楽しめるわけもなく、

 

なんとかサラリーマンから脱出して、

まずは『仕事』を成立させるのにガムシャラになって、

夜中まで仕事して、

空回りして、また夜更かしして。

心が焦るばかり。

 

 

回りの人たちの助けもあってやっと『仕事』がなんとかなって、

やっと気兼ねなくNetflix見ながらボー・・・ッと過ごすようになりました。

 

 

そしてやっと思い出した。

 

『そうだ私、ひとりで寝たかったんだ。』

 

子供と一緒に寝起きするという制約はあるものの、

夜中に蹴られて目を覚ますこともなく、

幸せだけど重くもある、熱くて小さな生き物と密着することもなく、

ひとりベッドでいっぱい寝られるようになった今。

 

そうそう私、ひとりで寝たかった。

 

 

子供を産んで育てたことは微塵も後悔していないけど、

恋しいもんは恋しい。

 

 

仕事だって同じ。

人に何かしらの『ストレス』や『ご褒美』を与えられることで

物事を先に進めて利益を得るのが、会社という仕組み。

 

おねえちゃんは、疲れてるのよ。

いまはボーッとしたらいいさ。

 

リハビリリハビリ。

 

 

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