おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
息子ふたりを育てながら、共働きの日々を書いています。
ある朝の出来事。
またいつものように息子らが小突き合いを始めました。
お互いにちょっかいを出したり、
でもまだ力加減が完ぺきではないので、
途中でエスカレートしたり、泣いたり。
そんな拍子でまた、寝転がる長男が、
そばに座る次男を蹴飛ばし、次男が壁に頭をぶつけて泣きました。
「足の力は強いから気を付けなさい。
蹴ったらいけない。」
私も子供のころ言われたようなそんなことを、
夫が長男に言い聞かせようとしています。
私はちょうど、朝食の準備中。
夫の『子育て』は当然ながら私と違います。
「私ならやらない」ことを夫はしますが、
どちらが『正しい』とかではないので、
私は冷静に観察して、自分(や夫)の今後の子育てに生かそうと思います。
その時はたまたま夫が長男を羽交い絞めにして、
「蹴ったらダメ。覚えなさい!」
と言いました。
この叱り方は、次男には効果的でも
長男はもっとも嫌いなスタイル。
頭から煙が出そうに怒っているのがわかります。
大きな声を上げながら、パパに向ってつかみかかる長男。
「いてて・・・いてて・・・
だってさぁ・・・いてて・・・
長男クンが、蹴ったんじゃ~ん・・・いてて・・・」
そのままシャワーへ行った夫と、
まだ怒りの声を上げる長男。
なんで怒られたのかは、もうどっかへ行ってしまっています。
なるほど。
やっぱり、その子に合わない叱り方をしても、
『嫌だった』という思いだけを残して、
教えたかったことは抜け落ちてしまうのかな。
夫の『子育て』ができていない、という話ではなく、
自分とは別の人が、同じ我が子に接しているところを
冷静に傍から観察すると、発見がいろいろあるのでは、という話。
私だって自分が接しているときには、
トンチンカンな叱り方をしてしまうこともあります。
シャワーから出てきたパパに、
唸り声を上げながら詰め寄る長男。
パパに言いたいことがあるけど言葉にならないんだな、というのが見て取れました。
私「嫌だったなら、『嫌だった。』って言えばいいんじゃない?」
長男「嫌だった!!!」
夫「あ、ごめん、嫌だったね。」
朝ごはんを食べている間に機嫌を直す長男。
朝の保育園への送りは夫担当。
私は朝食の片付けや掃除などをしているので、身支度も手伝いません。
上着を着ると言う次男。
着なくていいと言う夫。
揉めています。
じゃあ、と上着を着せるも、
ボタンを全部留めたいと言う3歳児。
ボタンなんて留めなくていいと言う夫。
一足先に玄関から外に出ている長男。
「じゃあ着ない!」
と上着を脱いで泣く次男と、
「もういいよ、いくぞ。」
と声をかけて自分も外へ出てしまう夫。
玄関で上着を握りしめ、
「うわ~ん!!!」
と泣く次男。
ここまで観察して、
介入。
「ママがボタン留めてもいい?」
グスン・・・コクン・・・と頷く次男。
ボタンを留めて、
「はい、できた。それいけ。」
と言うと、
「待ってー!」
と急いで靴を履いて跳び出していく次男。
玄関の外から、
子供らの大きな声が聞こえます。
「いってきまーす!!!」
『観察』ももちろんなんですが、
ツーオペだからこその、
一方が怒り、
もう一方がフォロー、
という構図。
逆の時もあります。
私が怒り狂い、
「ほらー、ママ怒っちゃったじゃーん。」
とフォローする夫。
きっと私も夫も、
子育てに向いているタイプではないから、
なんでしょうか。
ひとりでは、到底心が持たなかったと思います。
自分が叱る、怒る時も、
フォロー人員がいると安心してキレ散らかすことができます。
いやーホント、『子育て村』で暮らしたいです。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。