おはようございます。
7歳と4歳の息子ふたりを育てています。
男児とはいえ気になる、子供の防犯。
夕方ちょうど暗くなるころ、
習い事のために長男と道を歩くので、
機会があれば『危ない場所』について話しています。
入りやすく、見えにくい場所。
「ホラ、ここは?暗いね~、でも誰でも入れるね~、
これはコワイね~・・・」
「ママ、『イカのおすし』だよ?」
「なにそれ?」
「知らない人について『イカ』ない。
知らない人の車に『の』らない。
危ないときは『お』おきな声を出す。
『す』ぐに逃げる。
『し』らせる。」
学校で教わってきたようです。
やっぱりここでも、
『知らない人』という大人にとっても曖昧な基準があります。
『知らない人』と『知ってる人』の明確な違いって、なんでしょう?
その習い事には、
保育園からのお友達の男の子も一緒に通っています。
その子は、
同じ学年
違うクラス
同じ学童
同じ保育園出身
で、
私もその子のママとは
飲みにも行くし、
公園で一緒に遊んだりもするし、
LINEでもつながっているし、
タメ語で話すし、
時に『〇〇くんママ』ではなく下の名前でも呼び合い、
愚痴も言い合う仲です。
その日たまたま、
そのママは仕事が遅れてしまい、
在宅勤務を中抜けしてきたパパが習い事へ送り届け、
すぐにとんぼ返りして、
ママが下の子のお迎えの後急いで習い事へお迎えに来ました。
息子の習い事を見学していた私にLINEが入りました。
「ごめん!仕事遅れてて、
着く前に終わっちゃったら、ママいま向かってるって、
〇〇(子供の名)に言っといてくれる?」
「りょうか~い。
途中までゆっくりみんなで歩いて帰ってもいいし~。」
着替えを終えた自分の息子とお友達を出迎え、
ふたりまとめて身支度させ、
お友達の荷物を持ち、
出口へ向かいました。
この場合の私は、その子にとっては『知ってる人』?
実情としては、『知ってる人』に分類されると思います。
親同士が数年来の付き合いで、
お友達のママは、私は子供に危害を加えることはないと知っています。
でもそれを、この状態で子供本人が判断できるか。
事前に「〇〇くんのママと一緒に帰ってね。」と、
ママ本人から子供に伝えていれば別ですが、
この場合、本人同士の伝達はありません。
息子が判断できるか。
親同士の『知ってる人』の認識を小学校1年生が理解しているか。
これも別の本で読んだのですが、
『知らない人』と教えるのではなく、
『ついて行ってもいい人』を子供が覚えられる人数だけ教えておくほうが良いそうです。
だから私は、
「〇〇ちゃんのママならついて行ってもいいよ。
でも〇〇ちゃんのママもパパも、
よく知らないし、連絡先も知らないし、
ついていっちゃったらママが探せないから、
だからついて行ったらダメだよ。
〇〇クンのパパはついて行ってもいいよ。」
と教えています。
そして迷子になったら、
- お店の人
- 子供と一緒にいるママ
- 女の人
の順番で探して助けを求めるように教えています。
「どうして女の人なの?男の人はダメなの?」
「男の人みんなではないんだけど、
『鬼』は男の人のほうが多いのよ。
でも、『鬼』かどうかは見ただけじゃわからないの。
女の人の『鬼』もいるけどそっちのほうが少ないから、
知らない人に助けてもらうなら女の人のほうが危なくないの。
それに女の人のほうが助け方を知ってる人が多いからね。」
昔長男が大きな公園で迷子になったとき、
彼は公園の整備の仕事をしている男性に声を掛けました。
「ママどこ?」
すると、
「知らない。」
と返されたそうです。
声をかける相手を間違えたために、助けてもらえませんでした。
そのままひとりでまた探し回り、
思わぬ方向へ行き、
その後しばらく経ってから、
『迷子』と顔に書いてあるような表情でキョロキョロクルクルする彼を、
夫が発見しました。
事件や事故に遭う確率を極力減らし、
遭ってしまった時に助かる確率を極力上げるため、
我が家で教えていることです。
他にも良い方法があれば教えてください。
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自分以上に頼りになる人、いますか?