こんにちは、ワーキングマザー・サバイバルのみゆき(@miyuki_thewm)です。
先日初のザリガニ釣りにチャレンジしました。
ネット上では、『いる』と書かれていた↓の公園に行きました。
しかし結果は1匹も釣れず。
1匹も釣れないと、子供でも途中で「帰るー」となるということを知りました。
そしてその道中、夫とまた例によってくだらない理由でプチ喧嘩をしました。
我ながら、夫にはつい口調が厳しくなります。
そして彼に対する考え方も、これも我ながら厳しいです。
そして彼はこう言います。
「前はこんなに怒りっぽくなかった」
そして彼にとうとう本当のことを言いました。
ずっと言うまいと思っていたんですが。
「だって、前はすっごいすっごい我慢してたもん。
子供がどうしても欲しかったから、子供出来るまでは毎日泣きながら我慢してた。」
リアルに、よくほかの部屋へ行って泣いていました。
『子供ができるまでの辛抱、子供ができるまでの辛抱』
と自分に言い聞かせていました。
なにがそんなに嫌だったかというと、彼の言い方の話が半分、
残り半分は、子供が産まれてからも、いまもデフォルトでそこにあること。
夫の、自分の身を切ろうとはしない、というスタンス。
子供が生まれる前、家事の分担をかけあうと、
家事をいかに楽にするか、という話はしても、
それはあくまで私がやるという前提で、彼がやるという選択肢はありませんでした。
それなら自分の家事は自分で、洗濯も食事の別々に、と私が言ったら、
「それならなんのために結婚したのかわからない」
と言いました。
ああ、つまり、家政婦なのね…と、思いました。
子供ができるまでは別れたくなかったので、そういう言葉、反論を飲み込んで、泣くことが多かったです。
子供ができてからも、たとえ私が妊娠中でも、保育園の送りをしてもらうだけで2年かかりました。
不平を言うと、
「おばあちゃんに来てもらえば?」
「もっとさぼっていいんじゃない?」
とあくまで自分の身は切らず、私がいかに楽をするか、という提案。
引っ越しの話をすると、
「次の家はお前が買ってよ」
家事も子育ても私がやって、家も私が買って、なんでもかんでも私なんだなー…とかね。
もちろん夫は、以前と比べたらとても変わりました。
しかしそれでも、自らやろうとはしません。あくまで強いリクエストがあったら考える。
そしてもはや子供ができてあまり我慢しなくなった私は、
夫に正面から不満をぶつけますが、
何かというと、どんだけ不満をぶつけても、いまの夫がどれだけ譲歩しても、
彼への過去の恨みがぜんぜん成仏しません。
成仏させるために夫に過去の所業を謝ってもらった、という妻の話を聞いたことがあるのですが、
私は多分、たとえ謝られても、成仏しないと思います。
ま、うちの夫が謝ったとしても、笑って「悪かったよ」が精いっぱいでしょうし。。
ふとスーパーで買い物をしていて、夫の平日のご飯を作ろうかな、
と思いついても、
成仏しない恨みを思い出し、さらに作ったとしてもお礼も言われないことを思い出し、
『ダメダメ』と自分を制しているんです。
こんな夫婦関係、想像もしていませんでしたが、結婚って難しいですね。
夫からしたら、いまはかなり改善しているんだし、
そんな昔の話いまも覚えているなんて、
『めんどくせー女だな』に尽きるんでしょうね。
なんでも言いなりで、収入は高くて、いつもニコニコしている妻がよかったんでしょう。
そんな夫がいたら私も結婚したい。
『この人と結婚してよかった』と思う瞬間もあります、ちゃんと。
でもそんな自分をまた、『ダメダメ』と制する自分がいるんです。
彼に対しては、普通に自分が思いつく言い方を、
あえてキツイ言い方に変換して言ったりもします。
『私がされてきた、されている言い方と同じ水準』と。
同じ「まだー?」でもいろいろな言い方がありますが、
夫ならどう言うか?を考えてからそれに合わせて言います。
過去の彼への成仏しない恨み、それがすべてを制します。
なんて非生産的な考えなんだろう、と自分でも思います。
じゃあどうしたら成仏するのか。
んー…そうだな。
「なにもそこまでやらなくてもいいのよ…」
と私が気を使ってしまうくらいに、家事育児を彼が担うようになり、
子供らも私を押しのけてパパを慕うほどに彼らのお世話をする時期が継続したら、とか。
もう行動で示してくれないと、口では何を言われても響きません。
って、そんな想像ももう、妄想の域。
我ながら見事な堂々巡り。
座禅でも組んだら、成仏させられるのかな。
そして私が仏のように優しくなったら、許される限りどこまでも甘え続けるんだろうな、彼は。
それでも本当は優しくなりたい。でも優しくなると、つけこまれる。
書いていてもそんな自分に悲しくなってきました。
覚悟の上で突き抜けて優しくなったら、その先に別世界が見えたりするのか。
ちいさいちいさい、ちいさい私。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。