おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
昨日は、ラジオにお招きいただきました。
東京FMの『One Morning』という番組のひとつのコーナーにちょこっと出演させていただきました。
1週間以内でしたら、こちらからお聞きいただけますので、もしよろしければ。
10分弱の短い時間だったので、
「『お金を貯める方法の入門編』をお願いします!」
と言われてもなかなかに難しかったのですが、
結局は『貯め方=使い方』であり、
なんとなくお金を使わないこと、が大事である、というお話をしました。
『なぜお金が欲しいのか』という問いにパーソナリティのエリザベスさんは、
「旅行行きたい・・・」
とおっしゃいました。
その後、『結婚資金』などの話に移りましたが、
本来であればこの、最初にポロッと出てくる言葉が、最も注目すべきところです。
(エリザベスさんに関しては番組中のコメントですし、ただの例です。)
この、最初にポロッと出てくる言葉、いろんな人に同じ質問をしているとわかるんですが、
本当にみなさん、様々です。
その最初に出てくる言葉を聞き落とさずに、深堀りしていくようにしています。
自分では、自分で発する言葉に鈍感です。
自分では自分の口癖に気づきにくいですし、自分で自分にはあまり脈略は求めません。
私のように、同じ質問や似たやりとりをたくさんの方とさせていただくと、
それぞれの個性や、違いがわかります。
先ほどの例に戻ると、
「なんでお金が欲しいんですか?」という問いに、
「だって旅行行きたい・・・」
という答えが出た場合、
「なんで旅行なんでしょうか?」
と聞きます。
その答えは大抵の場合、
「だって楽しいし・・・」
答えている方は、答えにもなってない、と思うようなんですが、それでいいんです。
『旅行=楽しい』と、万人が同じように結びつけるわけではありません。
それだけでまず、その人は『旅行』に『楽しさ』を求めているのだとわかります。
『楽しさ』に価値を置いているのだ、ということもわかります。
『楽しさ』なんてみんなが価値を置くだろ?
とおっしゃるかと思うんですが、
それを『最初に自ら挙げる』ことに意味があるんです。
「旅行は楽しいですよね?楽しいことは良いことですよね?」
と聞かれたら、大体の人が「YES」と答えるでしょう。
でも、
「なんのためにお金が欲しいですか?」
という問いの最初の答えとして、
「楽しい旅行」
が挙がった時点で、その人にとって、ほかの価値観よりも
『旅行がもたらしてくれるもの』の重要度が高い、ということです。
「旅行のどの辺がいちばん楽しいですか?」
「え?そうだなぁ・・・新しい場所って、それだけで楽しいじゃないですか。」
「わかります。じゃあその『新しくて楽しい感じ』って具体的に言うと、
誰と、どんな顔をして、どんな会話をしていますか?
それともおひとりですか?」
ここまで掘り下げていくと、かなり個性が出てきます。
みなさんキョトンとしたのちに、言葉を探しながら、モゴモゴしながらお答えいただくんですが、
その作業にまず、とても意味があるということ。
そして、モゴモゴしながら出てくる言葉に、実は個性や本心が、ちゃんと含まれているということ。
この例で言うと、
『旅行』というなんとなく最初に出てきた言葉から、
その人の『幸せ』のイメージや、
『どう生きたいか』が、
レモン汁のあぶり出しのように、少しずつ浮かび上がってきます。
(↑これって私の世代だけがやったのか?)
『どう生きたいか』はすなわち、
『なぜお金が欲しいのか』です。
私がお金が欲しい理由はズバリ
自由のため
なのですが、
その自由とは、
好きな時に
好きな人と
好きなところで
好きなことを
好きなだけする
そんな自由です。
思い立って子供たちを連れてハワイへ行ったり、
ワイキキビーチのオープンカフェでビールを飲みながら好きな人と笑ったり、
夜の麻布十番で夫とワインリストを見ながら食事したり、
平日急に姉を誘ってやきとん&日本酒に「クーッッ!!!」とか言いたいわけです。
(酒ばっかだな、オイ)
そうやって自分の『幸せ』をイメージした時、
自分にとって価値のあるものと、価値のないものが、初めて鮮明に区別できると思います。
『なんとなくお金を使わない』とは、
価値のないものにはお金を使わない
ということです。
自分にとって何が価値があって、何が価値がないのか。
『お金が欲しい理由』で最初に思いついたことに、
3回くらい『なんで?』と問いかけると、少し具体的なイメージが湧くんじゃないかな、と思っています。
そんなにすぐに、答えが見つかる問いではないとも思いますが。
いやー、それにしても、
生の声優さんとアナウンサーの方の発声は、やはりすごいです。
声量、滑舌、当たり前ですが
「プロだな~・・・かっこえ~・・・」
と思いました。
緊張したけど、楽しかったです。
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。