おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
5歳と3歳の息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などのことについて書いています。
いま私は、お金のこと、家計のことについてご相談を承ることを仕事とさせていただいています。
(あと子供服店も。)
自分自身、お金との付き合い方が見当もつかず、
貯金が全くできない時代を長く過ごしました。
だからこそ、いまお金との付き合い方を模索している方の気持ちが
比較的わかるのだと、自負しています。
今日は、経済的に『正しい』判断をするための
ちょっとした脳のトリックについて。
この『正しい』というのは、
経済的な『合理性』もあり、
その人にとって、その人の価値観に基づいた場合に『正しい』、
という意味です。
例えばの話なんですが、
私も何度も書いていますが、
やはり『格安スマホ』はどう考えてもお得です。
やらない理由は、やっぱりあまり見つかりません。
ほかのいろんな事情があったとしても(家のネット回線とか、家族のキャリアとか)、
それも含めて調整するのが、
どう考えても経済的には正しいです。
でも!
でも!!!
いや~・・・めんどいっっっ!!!
だから、やらずに済ませたい。
こう反射的に感じるはずです。私も感じました。
そう感じてしまうのは、仕方ないことです。
人間の脳ってそういう風にできていて、
反射や感情ではなく、
合理的に考えるのは、脳が拒否するものなんです。
なぜって、合理的、論理的に考える脳の部分は、
簡単に言うと、新しく進化した部位だから、と言われています。
生命維持にあまり関係ない脳の部分で、
省エネ設計の脳にとって、
『合理的』に判断するのは意外に難しいんですって。
でも、例えば家を買う時、家を売る時、車を買う時、投資信託を選ぶとき、
老後のお金について考える時、
やっぱり『得』をしたい、
『賢い買い物』『賢い決断』をしたいじゃないですか。
反射的に感じたままに行動したら、
大抵の場合『損』する道です。
(これも研究でわかっていること)
じゃあ、どうしたらいいのか!?
えっとですね・・・
まず・・・
眉間にしわを寄せて、
いわゆる『しかめっ面』を作ってください。
その状態で、買おうとしているおうちのこと、車のこと、
契約しようとしている保険のこと、
老後のこと、考えたり、相談してみてください。
そうすると、笑いながら考えたり話すよりも、
『正しい決断』ができるそうです。
よく言われますよね。
面白くもないときに笑顔を作ると気持ちが明るくなるとか、
感情が表情を作るのはなく、
表情が感情を作る、って。
それと同じ原理らしいです。
『しかめっ面』
つまり、なにか『おもしろくない』という表情を作ると、
論理的、合理的判断を下せる脳の部分が、
うまく働くそうです。
へーーーーーっっ・・・
『合理的に考える』というのは、
思っている以上に、
自分にとっても人にとっても難しいことなんだそうです。
脳は基本的には『怠惰』で、
生命維持が最優先、
それ以上はできるだけ怠けて暮らせることを選びがちです。
でも、怠けてばかりいては、
畑の作物もうまく育たないし、
獲物も捕まえられないので、
論理的に考えられる、
という能力を人類は得たんですね。
しかしいかんせん、
古くからある本能のほうが強いので、
なかなかね~、
めんどいな~、ってね~、
思っちゃいますよね~。
そういう時はとにかく、
大きな笑顔の営業マンの前でも、
笑顔の店員さんの前でも、
『しかめっ面』を作って、考えてみてください。
これを私は今、買うべきなのかな、って。
私は先日、友人の誕生日プレゼントを物色していたら、
無性に自分も何か欲しくなってしまい、
気付いて『しかめっ面』を作って考えて、
思いとどまることができました。
アブナイアブナイ・・・
本当にイライラしているときに、
敢えて新居のことを考える、っていうのもいいかもしれませんね。
なんせイライラは、いつも我らの隣にいますから。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。